北海道では毎年夏になると、そばの白い花が咲きます。広大な土地で山裾まで一面に真っ白になり見事な光景です。
穀物はその年の気象状況により収穫量が変化し、近年は異常気象等により穀物以外についても大きな影響が出ています。
私たちの食生活においての麺類で、そばは欠かせない存在になっていますが、このそばについて日本及び世界ではどのくらいの収穫量があるのでしょうか。日本では地域別、世界では国別に紹介します。
日本のそば収穫量
2018年日本におけるベスト10の収穫量です。
そばは、長野県周辺での収穫のイメージがありますが、半分以上は北海道で生産されています。その他、他県でも生産されていますが収穫量は少ないです。
ベスト10位の特徴は東日本に集中しており、そばの特徴である一日の寒暖の差が大きい場所での量が多く収穫されています。収穫量の順位は毎年大きくは変わりません。
世界のそば収穫量
2013年世界におけるベスト10の収穫量です。
世界の収穫量特徴はとにかく収穫量の多さです、そば粉は食料ですから世界各国でこれだけ食べられているのでしょうか、特にロシア・中国は特に多いです。毎年、収穫量は大きく増減していますので、全体の順位は入れ替わるようです。
そばの輸入量
2016年以前5年間に輸入されている、そば数量です。
従来、外国産の輸入ソバは「そばの実(殻付)」すなわち玄ソバは、昭和28年に始まり43年には国内産を上回る。その後、輸入が玄ソバ国内需要の8割を占めるようになる。この状況は現在も続いています。
この玄そばに替わり殻を取り除いた抜き実の状態で輸入される割合が増えてきています。輸入量は中国が多くを占めており、その後にアメリカが続いていますが、近年ロシアの参入が目立っています。
中国は主に輸出量が多いく、玄ソバは重要な輸出作物であり、漢民族はあまりそばを食べる習慣がないようです。
まとめ
日本でのそば収穫量は世界に比べると単位が違います。世界ではこれだけ食料として食べられている事にビックリします。なくてはならない食材になっているのだと思います。
また、日本にこれだけのそばが輸入されていることにもビックリします。
異常気象があると、作付け面積の少ない日本ではすぐ収穫量が少なくなり価格にも影響が出ます。
安心して美味しいそばが食べれることを願います。